はじめての方へ

はじめての方へ

痛みが出てから行く従来の歯医者のあり方では、同じことの繰り返しで結局健康を守れないままでした。
当院では、ご自身の歯の健康に関心をもっていただけるように、様々なプログラムを用意しております。
歯は本当に大事!
実感していただければと思います。

歯科治療の大半は再治療という現実

あれだけ治療に通ったのにまたすぐ壊れてしまった。そんなあなたがもし痛い時だけ行くといった関わりしかしてなかったのであればそれは対処療法に過ぎず、同じことが繰り返された結果だと思われます。
まず口の中には どのような「問題」があり、その「原因は何かを知る」ことから始めてはいかがでしょうか。
その上で
1.なぜ壊れたのか原因を診査し、診断すること 2.現状を改善、コントロールし、よりよい状態、バランスへと回復してあげること 3.リスク部位を捉え、長期に渡るお口の健康の管理体制を整えること これらを一つずつクリアしていくことが必要になります。

なぜ壊れたかを知るために~原因究明のための口腔内の徹底した総合診査、診断~

むし歯や歯周病は菌だけの影響でなく、口の中の環境、生活背景にも原因があると考えられますし、咬み合わせの問題は歯だけでなく舌、顎の動きや周りの筋肉の機能、また上下歯列接触癖なども関与していると言われています。原因は1つではなく、複雑に相互作用しているのです。当院では、それら原因となる要素を整理するために、口腔内の包括的検査を行っています。歯1本1本について、精査し現状を正確に把握するのはもちろん、必要に応じて歯や骨や関節の状態を三次元的に把握できるCTの撮影や、唾液の成分や細菌の活動性など口の中の環境のチェック、さらには顎の関節の運動に至るまで詳細な検査を行い、問題点を総合的かつ徹底的に分析します。患者さんを正確にプロファイルすることが、永続性のある治療の出発点になります。

  • 炎症

炎症と力のコントロール~初期治療~

なぜすぐに治療を始めないのか?
実際に歯を治したり被せたりする治療を始める前に、非常に大事なことがあります。
今までの歯医者は痛い時に行く、被せ物が外れたら行くところだったかもしれません。
でもじゃあなぜその問題は起きたのでしょうか?
むし歯や歯周病は、細菌が引き起こす感染症です。
細菌が作る酸で歯が溶かされるのがむし歯であり、
細菌の毒素で歯を支える骨がなくなっていくのが歯周病なのです。
この2つの病気が、歯を失う原因の80%を占めています。
いくら時間をかけて丁寧な治療をしても、
むし歯の原因となる細菌が歯の周りについたままでケアしないとは必ず再発しますし、
インプラントをいれたとしても歯周病の菌を放置してケアしないといずれ抜けてしまいます。
せっかく治療をしたのにわずか数年で駄目になってしまう、といったことが起こり得ます。
同様に咬む力のコントロールも重要です。
患者さんの咬む癖により、歯に力がかかりすぎると、歯が割れてしまったり、治した箇所の人工物が壊れてしまったり顎関節症になったりします。
そのため、治療中であっても、治療が終了しても、お口の中のチェックアップは必ず必要です。
初期治療は、こうした問題のそもそもの原因を考え、問題の起きづらい環境作りを目的としています。
そしてそれは常日頃の患者さんの行動変容によってのみ成し得るのです。
当院では、専任の衛生士が患者さん一人一人につき、
どうすれば感染や咬む力をコントロールできるのかを、
時間を掛け、懇切丁寧に指導いたします。
1度習慣化すれば難しくないのですが、今まで習慣を直すには根気が必要です。
患者さんが無理なく続けられるよう、一人一人の個性に寄り添った方法をご提案します。

治療の流れについて(ご希望の患者様のみ)

  1. カウンセリング

    専属のコーディネーターにより、まずお話を聞かせて頂きます。

  2. oral tour

    お口の状態を簡単に一緒に見ていきます。

  3. 緊急対応

    主訴について特に緊急対応が必要な場合まずそこから行います。

  4. 資料採集(重度の場合、あるいは希望者)

    歯周病精密検査(歯茎の状態、歯周病の有無を調査)、デジタルレントゲン、口腔内写真、
    歯列印象採得(上下の歯型をとり石膏で模型作成)等で個々の資料採集を行います。

  5. 問題点発見・提示

    これらの資料を基にし、口の中の問題点の発見・提示を行います。

  6. 治療方針の立案

  7. 治療計画

    医師と患者様の両者で打ち合わせしながら、納得行くまで治療計画の練り上げを行います。

  8. 治療開始

    1口腔単位で診療を行います。

  9. 治療終了

  10. 定期健診

    治療後の健康なお口を保つために、ブラッシング指導やメンテナンスを行います。私たちが1番大切にしてるところです。



再発を予防し、未来のあなたの歯、 健康を守る~メインテナンス~

悪くなったら行くところというのが従来の歯科医院でした。
しかし、口の中に入れた人工物は、治療が完了した瞬間からすでに消耗が始まっています。
70℃のスープからー10℃のアイスクリームまで、はたまた酸性からアルカリ性まで、
日常的に激しい変化にさらされるお口の中は、実は非常に過酷な環境なのです。
歯科治療は所詮人工物ですから、そういう環境にさらされるといつかは必ず悪くなります。
それはどんな高精度のものであろうともです。
だからこそ自動車に整備点検が欠かせないように、治療を行った部位も、その機能に問題がないかどうか、定期的なチェックをすることで再治療を遅らせたり、最小限の介入で済みます。
どんな先端治療より歯を長持ちさせるのがメンテナンスなのです。
なので治療が終わって満足な噛み合わせが得られたら、それで終わりではなく、むしろそこが新しいスタートになります。
メインテナンスは3~4ヶ月に1度程度、リスクが高い人でも月に1度、専任衛生士が患者さんの状態を確認し、危険性のある箇所については指導を行います。ほんの数十分、その時間を費やすだけで、治療した歯の寿命は大きく変わるのです。
放置して再治療になってしまい、また多くの時間と費用をそこに費やすより、遥かに効率的で合理的と言えるでしょう。
さらに歯が残っている高齢者の方が健康高齢者の割合が高いこともわかっています、全身の医療費の削減も可能ということです。
また、治療前に何か気になっていることがあれば、その場で気兼ねなく相談することも出来ます。
専任衛生士は患者さんのお口の中を一緒に守っていくプロフェッショナルとして、治療完了後もずっと患者さんとともにあり続けます。メインテンンスは計画的に受診していくため待ち時間はありません。しかもとても快適でウトウトするほど気持ちの良いものです。
未来の歯を健康を守るために、新たな習慣付けをサポートします。

予約について

当院は予約制となっております。痛みの強い患者様など急患の方にもできるだけ対応いたしますが、予約の方が優先となりますのでお待たせすることがあります、ご了承ください。

  • ・予約変更される場合は、2日前までにご連絡を頂きますようお願い致します。
  • ・ご予約時間に間に合わない場合もご連絡をお願い致します。
  • ・ご連絡のない場合確認のお電話をさせて頂くことがあります。ご了承ください。